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2003年08月19日

「バカの壁」

最近、東大名誉教授・養老孟司著の「バカの壁」という本を読みました。「バカの壁」とは一言でいえば、現代人の思考停止を招いてる状況、すなわちいかに考えることなく己の周囲に見えない壁を作ってしまっているかということについて書かれた本です。その中に、人間は変化するが情報は変化しないというフレーズがあり、即ち万物は流転するが、「万物は流転する」という言葉は流転しない、それはイコール情報が流転しないということであり、一方人間は常に変わっているということが書かれています。
これはいわゆる般若心経でいう「色即是空、空即是色」(すべての事物は関係しながら変化を続ける」にも共通する概念であると思います。
とかく、私たち人間は、昨日の自分=今日の自分と考えていますが、もちろん大まかな意味ではもちろん同一人物なのですが、エネルギー学的にみると、人間のエネルギーとしては刻一刻として同じ状態というのはありえないわけです。だけれども、いつまでも過去の自分にしがみついていたり、こだわりを手放さなかったりしている状態というのは、言ってみれば自然の法則に逆らっているともいえるかもしれません。
上記の「色即是空、空即是色」や、平家物語の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」(鐘の音は物理的にはいつも同じように響くが、その時々で違って聴こえるのは、聞く自分の気分が違うからである)や、方丈記の「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」(川がある、それは情報だから同じだけど、川を構成している水は見るたびに変わっている)という昔からある言葉自体は全く変わることなく、現在に受け継がれています。でもそれを受け取る人間自体は刻一刻と変化しています。
人間は変わる、変わることができると考えれば、「バカの壁」というのは、実は見えないこだわりやしがらみ、強いては過去の自分のことを指すとも考えられるかもしれません。ですから、逆にその見えない壁さえ取り払えば、自分自身の真我、即ち本当の自分とつながり、全てのエネルギーがうまく流れ出すのかもしれませんね。


2003年08月10日

スーパーポジティブシンキング

最近はすっかりTVはご無沙汰しているのですが、仕事柄夜型人間のため、深夜番組は結構よく観てたりします。その中でもお気に入りなのがテレビ朝日の「ド・ナイト」(笑)。これは年収3000万円以上のお金持ち対象番組で、毎回いろんな企業の成功した社長さんがでてきていろんな大盤振る舞いをするのですが(笑)、昨日は総集編で今までの人気ランキングを発表していました。
栄えある人気投票ランキング第1位はコロッケ屋チェーンの青木社長でした。というのも、なんとこの社長の視聴者プレゼントがコロッケ屋チェーン店1個と、研修期間3か月分の生活費60万という度肝を抜いた大盤振る舞いぶりだったので、堂々人気ランキング第1位となったのでした(笑)。
私はその中で特に印象的だったのが、社名が「株式会社ASP(エイ・エス・ピー」というのですが、この正式名称が「青木・スーパー・ポジティブシンキング」の略だと聞いて、さらに感心~!!(笑)。やっぱり言葉は全て波動を出してるわけですから、名前とか屋号って結構重要だったりしますよね。そこに自分の名前+スーパーポジティブシンキングをつけるとは、あっぱれとしかいいようがないですね(笑)。いつも私もこのエッセイではマイナス思考ではなくプラス思考が大切と言っておりますが、ここまで堂々と潔のよいスーパーポジティブシンキングっぷりは是非あやかりたいと思います(笑)。と、同時にこの会社の未来がとっても楽しみになりました。(というか、多分絶対成功するでしょうね~、きっと。)思わずうちも「アンジェリ・スーパー・ポジティブシンキング」略して「AAP」にしようかと一瞬頭をよぎったのでした。(←でももちろんしませんケド(笑))


2003年08月01日

良い環境or悪い環境?!

相変わらず仕事と家事以外の時間は全て読書している日々が続いておりますが(笑)、最近読んだ本の中でとってもいい言葉があったので皆さんにもお伝えいたしますね。(というか、自分がすごくいいと思うとどうしても人にも伝えたくなる性分なもので(苦笑))
「随所において主たらしめば、立所ことごとくこれ真なり」
って、読んでも???で何のことやらわからないと思いますが、わからなくて当然です(笑)。これは臨済宗の祖・臨済禅師の言葉ですから現代語ではありませんので。。簡単に言うと、随所において自分が主体となって、環境に影響されず、かえって環境に影響を与えるようになれば、そこに真がある。つまりどんなに苦しくても悲しくても、人間関係などの環境に影響されず、逆に環境に影響を与えるような自分となれば、そこに本来の自分がいて、何の迷いも惑いもない、真実の自己実現ができているということらしいです。何だかこうかくととんでもなくスゴイことのように思えますが、ストレスのたまりやすい人っていうのは、どうしても周囲や外界からの影響を受けやすい人が多いのですよね。そういう渦中にいると、まず先に嫌な上司や同僚や仕事etcなど外側に目を向けて、自分自身の内面に目を向けるのは後回しになってしまいます。また、「地獄極楽は胸三寸なり」という言葉もあるとおり、良い環境、悪い環境というのは自分の主観次第でどうにでもなるものセし、客観的には環境に恵まれていても、不満ばかりいう人もいるし、恵まれなくても満足している人もいるということです。つまり良い環境、悪い環境というのは全ては本人の意思ととらえ方にかかっているということですね。そういった意味でも、常に自分自身を満足させ、充実させることが全ての土台となっているわけですから、裏を返せば、それさえしっかりしていれば逆に周囲のことは気にならなくなるということではないでしょうか。