霊視orリーディングについて

2004年8月8日

もうすぐお盆ですね。お盆といえば、墓参りで、霊が戻ってくるといわれているので、TVでも心霊特集なども盛んに特集されてたりします。
でもって、最近はリーディングとか霊視と呼ばれるものが流行ってきているように思います。(もちろん流行り廃れのものではないですが、より多くの人が関心を持ってきているということでしょう)
私も、今までいろんな方の霊視やリーディングを受けてきました。
幸い、いい方ばかりにあたってきたようで、突拍子もなく当たってないことを言われたり、変な目にあったことは一度もありません。
でも、最近はお客さんでもリーディングや霊視を受けられている方が増えてきているので、ここでひとつお伝えしておきたいことがあります。
それは、この世の中には、いわゆる”霊感”と呼ばれる能力を持っている方が沢山いて、それを職業にしている人もいれば、していない人もいらっしゃると思います。「よく○○さんにこういわれたからこうに違いない」、とか、「○○さんは霊視やリーディングができるからすごいんですよ。」というようなことを耳にしますが、霊視というのは、その霊能者orセラピストの「霊格」(人間でいえば「人格」のようなもの)に非常に左右されるので、
「霊格」の低い霊能者orセラピストには、その人と同じ波動レベルのことしかみえないし、もちろん「霊格」の高い霊能者orセラピストには波動の高い世界まで見通すことができるということです。ですから、同じ物事をみていても表現の仕方が違ったり、解釈がことなったりすると間違って伝えられたりする可能性もあるというわけです。このことを良くわかっていないと、ただ霊視orリーディングの結果だけに振り回されてしまう結果になってしまします。
このことに関しては、佐藤愛子著「私の遺言」の中にも以下のように記述されています。
「時たま私はテレビの心霊番組を見るが、テレビメディアが心霊問題まで格好の「見世物」にしていることに腹が立つよりも心配になってくる。心霊番組を作るのなら、霊魂や死後の世界についての真摯な探究心を持ってほしいものだ。そこに登場する霊能者なる人を私はインチキであるとはいわない。霊能はその人の波動によって千差万別であるからだ。波動の高い人は高い波動の世界まで見えるが、低い霊能者は低いものしか霊視できないといわれている。それはともかくとしてそれぞれのやり方で徐霊が行われ、一件落着のように見えるが、本当は問題はそれで終わるのではない。
その時は徐霊が成功したとしても、憑依されていた人自身の波動が高くならなければ、除かれた霊はまた戻ってくる。あるいは出て行った浮遊霊の後に別の浮遊霊がやってくる。体質が霊体質の人は特にその自覚が必要なのである。そのことを霊能者は声を大にしていわなければいけないと私は思う。」(佐藤愛子著 「私の遺言」新湖社)
佐藤さんは、ご自身も10年以上に渡って先祖の霊に悩まされ続け、美輪さん、江原さん他の著名な霊能者の助けをかりて、何とか命からがら徐霊を成功させた経験を持っていらっしゃいます。そのときの体験をまとめたのが上記の本です。興味のある方は是非読んでみて下さい。
今、どんどんスピリチュアリズムが広がり、地球上の波動が上がってくると、こうした見えない世界に対して興味を抱いたり、抵抗を感じなくなってくる人が増えてくると思います。
そうしたときに、上記の知識が少しでもあれば、もしかしたら”痛い思い”をしないで済むかもしれません。できれば、数人の霊能者orセラピストの意見の統計を取って自分なりに解釈するのが一番いいのかもしれません。というのは、他でもない、自分自身の「内なる神性(真我)」こそが最も信頼できるセラピストだからです。

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