セラピストの典型的な生きざま

2003年7月22日

さてこの辺で私自身の生い立ちというか生き様(笑)を少しご紹介したいと思います。横浜でずっと生まれて育ち、地元の高校を卒業した後、日本女子大人間社会学部文化学科を卒業しました。そして、就職氷河期さきがけの時代に何とか法律事務所にすべりこみ就職して2年間弁護士の秘書をしておりました。しかしこの頃から私の中で何かの歯車が狂いだしていました。そもそも”秘書”なんていう仕事が自分に合うわけがないのに(笑)、就職難ゆえに、とりあえず何でもやってみるか状態でついた仕事だったもので、毎日何だか私って無理してるな~というのが実感でした。そして数年後に地元の某電機メーカーの関連会社の人事部に転職。やっと自分の領域の仕事ができる!と思ったのもつかの間、やっぱり身体は正直です。みるみるうちに体調を崩していきました。この頃はいわば自分の本当にやりたいことをしないとこういう目にあってしまうという体の警告信号を身をもって体感するための時期だったのではないかと思っています。そりゃそうです、心と体と精神が完全にそっぽ向いてる状態をずっと何年も続けていたのですから。そもそもこういうセラピストやカウンセラーになる人はほとんどがこういう状態を経験したことがあるといっても過言ではないと思います。(もちろんそうでない人もいますが)そういう意味では、ほんとにツライ一時期だったけど、今はこうして何とかセラピストとしてひとり立ちできたのも、その時あってのおかげと今では素直に受け止めています。

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